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院長紹介

こどもの頃に見なれた風景は、うれしい時やかなしい時、親しい人とのなつかしい思い出とともに脳裏によみがえってきます。沖縄の宮古島で生まれ育った私の原風景は、照りつける太陽と、どこまでも青い海、そして ‘ざわわ’と風にゆれるサトウキビ畑です。真っ黒に日焼けして、日が暮れるまで遊んだ少年時代。医療職とは縁のない家庭で育ちましたが、難病をわずらう友に出会い、いつしか自分も医師になりたいと思うようになりました。

沖縄本島の大学医学部に在学中、思いがけないことが起こります。母が突然手足の麻痺をきたして救急搬送。頭部CTで脳出血とわかりましたが、当時の宮古島には脳外科医がいなかったため、自衛隊の方々が300km離れた沖縄本島までヘリコプターで運んでくれました。このできごとは、医師としての私の原点となり、日本の医療と医療従事者、医療を支える人たちへの感謝と尊敬の気持ちをいだくようになりました。

医学部卒業後は脳外科医になり、3000例以上の手術を執刀させていただきました。手術を中心とした勤務医の仕事はやりがいがありましたが、脳外科医として年を重ねるうちに、「病の苦しみを手術で治すのはすばらしいことだが、そもそも病気にならなければ苦しむこともない。病気をふせぐことは、とても大事なことだ。一人の医師として地域の人々とともに歩み、病で苦しむ人を減らしたい。」そう思うようになり、開業を決意しました。

『人間到る処青山有り』父が私によく言ってくれました。このたび縁あって、この太田の地に《なかまクリニック》を開くことになりました。クリニックを訪れる方に少しでもゆったりと過ごしていただけるよう、外観とインテリアには私のふるさと宮古島の、明るくのんびりとした雰囲気をとり入れています。当クリニックが、この地で生きる人々のこころの支えとなり、病に苦しむ方々の癒しとなれれば、この上ないよろこびです。

院長 仲間秀幸

略歴

昭和58年 沖縄県立宮古高等学校卒業
平成2年 琉球大学医学部医学科卒業
平成2年 琉球大学医学部附属病院研修医
平成4年 東京労災病院脳神経外科医員
平成12年 国立精神・神経センター武蔵病院脳神経外科医員
平成20年 河北総合病院脳神経外科部長
平成30年 友愛記念病院脳神経外科部長
令和4年7月 県西在宅クリニック熊谷院長
令和4年10月 県西在宅クリニック久喜駅前院長
令和5年6月 なかまクリニック院長

所属学会・資格

  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 認知症サポート医
  • 日本脳神経外科学会
  • 日本脳神経外科コングレス
  • 日本認知症学会
  • 日本てんかん学会

 

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