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パーキンソン病外来

パーキンソン病

パーキンソン病は、手足がふるえたり、固くなってゆっくりとしか動けなくなる、といった特徴的な症状を示す病気です。脳内のドーパミンという物質が徐々に減少しておこる、進行性の病気です。

特徴的な運動症状は以下の4つです。

振戦

1秒間に4~6回のふるえが手足にみられます。安静時に目立ち、動くと目立たなくなるのが特徴です。

寡動

動作が全体的にゆっくりになります。歩く時の歩幅が小さくなったり(小刻み歩行)、動作の開始が苦手となり最初の一歩が出なくなったり(すくみ足)します。表情が乏しくなったり、話すときも小声になったりします。

筋固縮

筋肉に緊張があり、他人が手足を動かしたときに、ガクガクと歯車がかみ合うような抵抗を感じる(歯車現象)ことが特徴です。

姿勢反射障害

バランスが崩れたとき、そのまま転倒しやすくなります。倒れる際にも両手を広げるなどの動作が遅れるため、立った姿勢のまま棒のように倒れます。特に後方に転びやすくなります。

治療

これらの症状が徐々に進行していくと、日常生活が困ってくるため、薬物療法を行います。前述したとおり、パーキンソン病は脳内のドーパミンという物質が徐々に減少しておこるため、ドーパミンの補充やドーパミンのはたらきが強くなるような薬(抗パーキンソン病薬)を内服します。

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