メニュー

脳卒中外来

脳卒中

脳卒中とは、『突然、意識がなくなったり片麻痺などの神経症状を起こした状態』のことです。日本では年間約30万人が発症し、死亡原因としては、がん、心臓病に次いで3番目に多い病気です。

脳卒中の原因は多い順から①脳梗塞(約65%)、②脳出血(約25%)、③くも膜下出血(約10%)の三つです。

いずれの病気も脳血管の動脈硬化が最大の原因であることは間違いないので、発症を予防するためには動脈硬化をなるべく進行しないようにすることが大事になってきます。

脳卒中の予防

動脈硬化を悪くする因子(危険因子)は下記の5つが重要です。

①高血圧 ②高脂血症 ③糖尿病 ④肥満 ⑤喫煙

脳血管の動脈硬化が進行すると、頭部MRIでは脳深部大脳白質に特有の変化がみられるようになり、脳梗塞の発症リスクがわかります。当院では、脳卒中予防のため、上記危険因子と頭部MRIの所見を念頭においた指導(運動療法、食事療法)や内服薬処方によるコントロール、生活習慣についての指導をおこないます。

脳卒中の診断

脳卒中かな?と思わせる症状は、①突然意識状態が悪くなる、②突然のしびれや脱力、ろれつ不良など、③突然頭が痛くなる、などです。これらの症状がでたら、なるべく早く病院を受診しましょう。対応が遅れると症状が悪化して命に関わることがあります。頭部MRIやCTなどの画像所見で診断がつき、診断がついたらほぼ自動的に治療方針が決まります。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME