メニュー

睡眠時無呼吸症候群 (SAS: Sleep Apnea Syndrome)

睡眠時無呼吸症候群は、眠りにつくと呼吸が止まってしまう病気です。

眠っている間に呼吸が止まると血液の酸素濃度が下がるため、苦しくなって目が覚め再び呼吸しはじめますが、眠るとまた止まってしまいます。これを一晩中繰り返すため、睡眠が充分にとれなくなり、日中に強い眠気を感じるようになります。それだけではなく、血液の酸素濃度が下がると、交感神経の働きが活発となり、高血圧になります。それに伴い動脈硬化も進み、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。さらに睡眠不足によるストレスがくわわると、血糖やコレステロールが高くなるため、さまざまな生活習慣病やメタボリック・シンドロームのリスクが高くなります。

睡眠時無呼吸が1時間あたり20回以上出現するような中等症・重症の睡眠時無呼吸症候群を放置すると、心筋梗塞・脳梗塞・生活習慣病・眠気による事故などのリスクが高くなり、死亡率が高くなるため、はやめの治療が必要です。そのため、ひどいイビキや睡眠中の呼吸停止がある場合には速やかに検査・治療を受けることが大切です。

なかまクリニックでは、睡眠時無呼吸症候群のご自宅での簡易検査と、CPAP(持続性陽圧呼吸)療法をおこなっていますので、お気軽にご相談ください。

◇ 睡眠時無呼吸とは、眠っている間に呼吸が10秒以上止まる状態(ほとんどの場合イビキを伴います)のことです。

◇ 睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間、1時間あたり5回以上の無呼吸があり、日中の起きている間に強い眠気をおこす状態のことです。

 

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME