睡眠外来
不眠症
不眠症とは、入眠障害(寝つきが悪い)、中途覚醒(眠りが浅く途中で何度も目が覚める)、早朝覚醒(早朝に目覚めて二度寝ができない)、熟眠障害(睡眠時間のわりに熟睡感がえられない)などの問題があり、そのため日中に『だるい』『やる気が出ない』『集中できない』『食欲がでない』などの体調不良がみられる病気です。
不眠症の原因
さまざまなストレスや生活リズムの乱れ、騒音や照明・暑い・寒いなど住環境の問題、などが一般的ですが、その他の原因として次のようなものがあります。
身体疾患による不眠
咳や喘息発作などの呼吸器症状、夜間頻尿などの泌尿器症状、種々の疾患にともなう痛み、アレルギー疾患によるかゆみ、などが不眠の原因となりえます。
心の問題による不眠
うつ病に代表される精神疾患による不眠や、広い意味では認知症に伴うせん妄などが含まれます。
特殊な疾患による不眠
睡眠時無呼吸症候群やレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)などがあります。
睡眠外来では、上記の原因を考慮しつつ、個々の患者さんに応じた指導や治療をおこないます。